人形を題材としたバレエ「コッペリア」は
底抜けに楽しいバレエで、安田美香子バレエ
の十八番の演目でもあります。
第2幕では魅力的なオートマータ(自動人形)
たちが登場し、ドタバタ劇を繰り広げます。
個人的にオートマータが大好きな小生は毎回
「今回はどんな仕掛けをしてお客さんを
驚かそうかな」と思わず力が入ります。
人形を題材としたバレエ「コッペリア」は
底抜けに楽しいバレエで、安田美香子バレエ
の十八番の演目でもあります。
第2幕では魅力的なオートマータ(自動人形)
たちが登場し、ドタバタ劇を繰り広げます。
個人的にオートマータが大好きな小生は毎回
「今回はどんな仕掛けをしてお客さんを
驚かそうかな」と思わず力が入ります。
少し早いですが母から頼まれて母のお雛様
を飾りました。
この昭和初期に創られたお雛様はとても
表情があり、観ていて楽しいものがあり
ます。
この人物は多分明るい人なのかしら?
この人は仕事の使命を全うしようと決意
しているのかしら?とか、その人物の
背景が見えて来る様な気が致します。
古くても生き生きとしているところが
素晴らしいのです。
「白鳥の湖」日本初演40周年記念のプログ
ラムを発掘しました。(1986年開催)
東京の名だたるバレエダンサーが飛行機に乗
って、札幌のバレエ界と一致協力して創った
舞台でした。
文化庁芸術祭札幌公演として、演出・振付を
牧阿佐美先生が担当されました。
バレエは西洋芸術なので、舞台の髪の毛は、
茶色にしたり、女の子なら縦ロールを付け
たりします。
要するに外国人に見えるようにします。
目の上のアイシャドーにブルーをつける
のは、ブルーアイにする為だと思います。
昔の映画の「風と共に去りぬ」なんて、
ものすごく美しいブルーの目の俳優さん
が出ています。
今は海の色みたいなブルーアイの俳優さん
は世界的にもあまりいなくなりました。
目に影があって大スターになったアラン・
ドロンもブルーの目ですよ。
バレリーナは、演技力も必要です。
何故なら、ジゼルのような悲劇のバレエは、
悲しみの表現が必要になります。
一幕では錯乱状態になってしまう演技があり
ますが、普通の人が演じる訳ですから、何を
頼りにするかというと、私はジゼルを踊った
時は、いままでの人生で最も苦しく悲しかっ
たことを思い出しながら踊りました。
悲しみを再現するのだから辛くなりますが
悲しかったことがバレエの演技に役立って
自分でもびっくりしましたよ。
岐阜県可児市の花フェスタ記念公園「ターシャ
の庭」は、木のツルを編んだウインズローの作
品の花壇の囲いに似たウッドフェンスや調理
台がそっくりに再現してありました。
ターシャさんご本人からのプレゼントのカー
ディガンも飾ってありました。
残念ながら閉園しましたが思い出は永遠に
です。
昨日イメージとしてご紹介した「ラ・バヤデ
ール」の貴重な写真を発掘しました。
新選組の”池田屋階段落ち”を彷彿とさせる
「ラ・バヤデール」総勢24名もの「恐怖の
坂道下り」
坂道の両端に防護柵がありませんので、バラ
ンスを崩して坂道から落ちるという恐怖を
背負っていました。
ですから舞台袖ではみんな水を打ったように、
静まり返っていました。
今年の舞台で重要な役を演じて下さる石崎慎
先生の描かれる絵は、そのお人柄が滲み出た
温かい愛一杯の絵だと思います。
マルク・シャガールの言葉「芸術においても
人生においても基本に愛があれば、どんなこと
も可能なのです」という言葉が頭を過ります。
有名なバレエ作品「ラ・バヤデール」
(インドの舞姫)の見せ場の一つは
コール・ド・バレエが坂道を一人一人
アラベスクで下って来るシーンですが、
これほど難しく怖い振付はありません。
何せ重力に逆らって下りて行くには、相当
の実力がないと出来ません。
私が踊って一番怖かったのは、イギリスの
ウインブルドンシアターでの舞台です。
それをイギリス人の前で踊らせた牧阿佐美
先生の勇気は物凄いものがあります。
今、若者の間ではアナログレコードが密かに
人気とのことで嬉しく思います。
そうなんです。不便ですが音が温かいのです。
今の時代と違い、映像も楽譜も簡単には観れま
せんでしたが、その分想像力や感性が磨かれた
と思います。
レコードジャケットに映っているギターは、
現代でも人気NO1のフェンダーストラト
キャスターです。
まさにエレキギターの完成形です。
私が手に入れた初めての外国製品でもありま
した。
中学生の頃、御茶ノ水の楽器店のショー
ウインドウに飾られていて数時間もその前
から離れられなくなるほどの憧れでした。
70年前半で25万円もしたので高嶺の花で
もちろん買うことは出来ません。
学生時代の夏休みに熱海の魚屋さんで1ヶ月
半住込みでバイトして手に入れて、嬉しくて
数日間一緒に寝ておりました。
「レコードの音がする!」感激したことを
忘れられません。
バレエはもっともアナログですよね!
「アナログ」おすすめです。