月: 2017年4月

バレエもまるで桜のお花

美しい桜を見に先日、夫であり代表でもある哲さんとお花見に
出かけました。
行きよりも帰り道の桜の方がとても美しく、何故か桜の木と心が
通じて見送ってくれている様に感じました。

 

 
桜の木が「私達のことをバレエにして下さってありがとうございます。」
と言ってくれている様にも感じました。

 

 
咲く時を1年間待ち続け、3~4日しか咲かない桜・・・・・・・
満開の桜でもどこか哀愁が漂っているのは何故でしょう。

 

 
長い努力の上にやっと咲き、あっという間に終演を迎えるバレエも
まるで桜のお花みたいと思いながら帰って来ました。

 

 
桜が目に沁みます。

 

 
 
美香子先生より
 
 
 

もうすぐ満開の桜

構想約10年のバレエ「Sakura 桜」がいよいよ今年咲くことになりました。
 
満開でも桜は何故か哀愁があります、その儚げな感じが大好きでいつか
バレエ化したいとずっと思っていましたが、なかなか叶わなかったのです。
 
「桜の咲く頃帰るよ」と言った騎士を待ちつづける桜の姫君の精神美と愛する
人と別れ、夢破れた者の喪失感を出せたらと思います。
 
大変な演技力と詩的センスが必要なので自分への挑戦となります。、
 
同時上演の「フラワーフェアリー」は次の世代のバレリーナを大活躍させられる
作品なので、安田バレエが総力を上げて取り組みます。
 
 
“能力とは情熱である”という言葉が脳裏をよぎります。
 
 
 
美香子先生より