牧阿佐美バレヱ団の記念すべき初演
「眠れる森の美女」宝石の一場面です。
私は銀の精を、相手役のサファイアは当
時のプリンシパル池亀典保先生でした。
5日間連続公演でしたので、リハーサルを
入れると10回も全幕舞台を踊らなければ
なりませんでした。
ですから3幕最後のフィナーレでは涙涙
でした。
その年の英国ダンシングタイムズ誌12月
号に牧阿佐美バレヱ団の批評が大きく掲
載され、その中の10行が私へのお褒めの
言葉だったので、また再びバレエの道を
歩もうと決心しました。