私の父母は戦中派で夢を全て諦めてきた
ので自分の子には好きなことをさせてあ
げたいとバレエを習わせてくれました。
私が小学6年生の時に書いた作文です。
●私の夢●
私は大人になったら、バレエの先生に
なりたいと思います。
今私はバレエを習っています。人に熱狂
的と言われるほど好きです。
今年を入れると私は6年バレエを習って
いることになります。私はよくバレエの
先生になった時のことを空想してみるこ
とがあります。
私の習っている中村先生みたいに素敵な
先生になって優しくみんなに教えて立派
なプリマを作り出す空想を。
先生になるまでは、どんなに苦しいこと
でしょう。例えば血豆で脚が痛いとか、
長いレッスンでヘトヘトになったり、病
気になるかもしれません。いちどプリマ
の話を聞いたことがあります。
脚が少し曲がってプリマの脚など見られ
たものじゃ無いそうです。
こんなに苦しい道を歩くということは、
決っしてたやすいことではありません。
でも、もしこの夢が実現したらどんなに
楽しい毎日でしょう。
そしてこの世の終わりにも、何も言い残
すことはないでしょう。
この苦しい夢を実現させたい。これが私
の夢なのです。