生命が宿り、何か語りかけてくる様な
門外不出の貴重なお人形やオルガン弾
きの小道具、華やかなお衣裳の数々を
今年の9月公演では、牧阿佐美バレヱ
団より特別にお借りしました。
これらは1978年日本初演のジャック・
カーター版「くるみ割り人形」上演の
際、バレエ史に残る名舞台芸術家アレ
キサンダー・ベノアの原画をもとに、
英国の新進舞台デザイナー、モッシェ・
ムスマンがデザインし、日本が誇る舞台
衣裳の第一人者、大井昌子先生が制作し
たもの。
44年間大切に保管され上演されてきた
歴史ある小道具・衣裳も大きな見どこ ろ
の一つでした。