もし言葉の無い芸術のバレエに音楽が
なかったらどんなに味気のないことで
しょう。
バレエを踊るには音楽も勉強しなけれ
ばなりません。何故なら音のテンポや
タイミングで踊るからです。
ですから演目の音楽をじっくり聞き
こんでいくと色々な楽器の音が聞き
分けられるようになります。
古典の「くるみ割り人形」一つをとっ
ても指揮者や演奏家によって全く違う
ものなので、ぜひ沢山の音源を聴き比
べてみてください。
また音楽はクラシックだけではなく、
ジャズ、ロック、ボサノバ、タンゴ
等々様々なジャンルがあります。
バレリーナは表現者ですので、踊り
を磨くには音楽の造詣も必要です。
今回ご紹介するのはマーラー交響曲
第5番第4楽章アダージェットです。
個人的にはガリー・ベルティーニ指揮
ケルン放送交響楽団の演奏にしびれま
す。夢見る如き甘美な珠玉の音楽です。
バレエと音楽は一体です。 SG