月: 2022年4月

「子役男の子」

「くるみ割り人形」プロローグで活躍

する男の子たちの一場面です。

女の子は男の子役をするのが「嫌だー

」という子もいますが、プロローグは

男の子がもっとも活躍します。

小道具も多く使うので男の子役は今ま

で児童科の上級生が受け持っています。

今年の公演で主役の金平糖の精を踊る

KAHO先生も男の子役で活躍しましたよ!

「仲良しライバル」

私は牧阿佐美バレヱ団時代に、利花

ちゃんというライバルがいたのです

が、阿佐美先生が、「一人より二人の

方がバレエは育つ」ということで、い

つも利花ちゃんが上手の一番前、私は

下手の一番前といった具合に競い合わ

せて育てて下さいました。

「今日はシンドイから、休みたいなぁ

ー」と思っても、「利花ちゃんは来てる

だろうなぁーと」頑張ってレッスンに

通いました。

名前も似ているし、背格好も大体一緒

なので、利花、美香コンビと呼ばれて

いました。

今も利花ちゃんならどう考えるかな?

とか、どんなお洋服を着てるかな?と

つい思ってしまいます。

利花ちゃんは私の永遠のライバルなの

です。

「コロンビーヌ」

「くるみ割り人形」プロローグで活躍

する自動人形のコロンビーヌの一場面

です。

ハレーキンを大好きなコロンビーヌは、

常にハレーキンの後をくっついて歩き

ちょこんと膝に座る場面で一瞬にして

愛情を表すことが出来たら最高。

「ドールフェアリー3人娘」

元々1996年に子供の教材として創作し

た小品「ドールフェアリー」を全幕化

し上演するにあたり、人形達のキャラ

クターを新たに生み出すことに成りま

した。

そこでひらめいたのは、実際に私が子供

の頃遊んでいた着せ替え人形の名前をお

役に名付けました。

 最初に買ってもらったタミーちゃん

(中央)、タミーちゃんの妹ペパーちゃ

ん(左)、3つめに買ってもらったフラン

シーヌちゃん(右)。可愛いでしょ!

2021年に舞台上に登場し懐かしく嬉しか

ったです。

「ピーヨの木」

2019年に植えたクラブアップルのレッ

ドジェイドが咲きました

レッドジェイドは実をつけたまま冬を

越すので餌がなくなる冬の間、鳥や野

生動物の貴重な食料源になると、ター

シャテューダーさんの本で知ったので、

野鳥のピーヨが帰ってきたとき困らな

い様にと植えました。

ピーヨ何処かで見ているかな?。

「眠れる森の美女」全幕初演1982

牧阿佐美バレヱ団の記念すべき初演

「眠れる森の美女」宝石の一場面です。

私は銀の精を、相手役のサファイアは当

時のプリンシパル池亀典保先生でした。

5日間連続公演でしたので、リハーサルを

入れると10回も全幕舞台を踊らなければ

なりませんでした。

ですから3幕最後のフィナーレでは涙涙

でした。

その年の英国ダンシングタイムズ誌12月

号に牧阿佐美バレヱ団の批評が大きく掲

載され、その中の10行が私へのお褒めの

言葉だったので、また再びバレエの道を

歩もうと決心しました。

「白鳥の湖ナポリターナ」

私は牧阿佐美バレヱ団の頃、「白鳥の

湖」第3幕イタリアのナポリターナの

踊りを数多く踊らせていただきました。

東京バレエ団のプリンシパル溝下司朗

先生をゲストにご一緒に踊っていただ

いたこともあります。(画像1)

初演はトウシューズを衣装に合わせた

ナポリターナの色に染める指定があり、

2幕から3幕への履き替えに焦りました。

つらかった記憶では180度クロスして

ツイストする場面で、右付け根の筋を

痛め「ダンサーズヘルスケアブック」

著者の小川正三先生に局部麻酔をして

いただきました。

バレエを踊るということは、大勢の先

生方のお力の上にあることを知りまし

た。

「眠れる森の美女」全幕1985

牧阿佐美バレヱ団公演「眠れる森の美女」

全幕のカーテンコールの一場面です。

この舞台は新旧のバレエ団員が一緒に

クラシックバレエ最高峰の「眠れる森

の美女」全幕に取り組みました。

前日に私が踊ったフロリン王女役を草刈

民代さんが踊っております。

この日私は銀の精のお役でした。

カーテンコールで阿佐美先生と手を繋い

だ時、阿佐美先生が私の右手をぎゅっと

強く握ってくださいました。

「よく頑張ったね」とハンドサインで伝

えてくださったのだと思います。

「雪の女王」

「くるみ割り人形」第1幕雪の国

の一場面です。

クララに助けられたくるみ割り人形は

お礼に雪の国に連れて行きます。

ジャック・カーター先生は初演時、夜

の雪の場面は静寂にシーンとしていな

ければならないので、音の出るトウシ

ューズを履かずにバレエシューズで

踊りなさいという指定でした。

雪の精たちには徹底して「スマイル、

スマイル」とおっしゃっていました。

今回の9月公演ではベビー科から成長

したYasukaちゃんが雪の女王を踊る

ことも私の大きな喜びです。

「レオと一緒に」

安田美香子バレエ応援隊副隊長のレオ

はいつも私と一緒にオルゴールを聞い

ています。

バレエは生徒さんのテンションを上げ

る為に、音量を少し大きめにするので

耳の疲れる私はオルゴールの音色に

とても癒されます。