私は牧阿佐美バレヱ団の頃、「白鳥の
湖」第3幕イタリアのナポリターナの
踊りを数多く踊らせていただきました。
東京バレエ団のプリンシパル溝下司朗
先生をゲストにご一緒に踊っていただ
いたこともあります。(画像1)
初演はトウシューズを衣装に合わせた
ナポリターナの色に染める指定があり、
2幕から3幕への履き替えに焦りました。
つらかった記憶では180度クロスして
ツイストする場面で、右付け根の筋を
痛め「ダンサーズヘルスケアブック」
著者の小川正三先生に局部麻酔をして
いただきました。
バレエを踊るということは、大勢の先
生方のお力の上にあることを知りまし
た。