月: 2022年3月

「恋するコロンビーヌ」

第26回公演の「くるみ割り人形」全幕

のチラシ公開でとても生徒さん達が喜ん

でおります。

「くるみ割り人形」プロローグに登場

する自動人形のハレーキンとコロンビ

ーヌ。牧阿佐美バレヱ団時代の一場面

です。

コロンビーヌはハレーキンが大好きで

恋をしているのかな?と思った振付け

でした。

振付けに投げキッスをする場面がある

からです。

超ハンサムな今村博明先生がアイマス

クをするのも素敵でした。

「仲良し応援団」

安田美香子バレエ応援隊長の柴犬の

チャッピーとマルチーズの副隊長の

レオは、犬種も違い体の大きさも違

うのですがとても仲良しです。

チャッピーはいつも窓辺に座ってい

るので、ぬいぐるみに間違われた

ことがありますが、本人は生徒さん

を守っていると思っているのかもし

れません。

「くるみ割り人形」全幕2022」

安田美香子バレエ団第26回公演は牧

阿佐美先生が私を1981年の創立25周

年記念公演の最終日に「くるみ割り人

形」全幕で主役デビューさせて下さい

ました感謝と深い哀悼の意を表し、

「くるみ割り人形」全幕を開催する運

びとなりました。

いつも赤いお召し物を着ていらっしゃ

いました先生のイメージカラーで今回

のデザインを制作致しました。

牧阿佐美バレヱ団より気品高く優雅な

石田亮一先生を筆頭に、豪華ゲスト陣

を配し、長期コロナ禍の中総力を挙げ

て上演致します。

「画集への旅VOL6くるみ割り人形」

本年の公演は9月23日(金・祝)に

「くるみ割り人形」全幕を開催致し

ます。

近日詳細公開予定です!

これに合わせて安田美香子バレエの

デザイン画集のご紹介です。

第6回目は2011年12月24日開催

安田美香子バレエ団第15回公演

「くるみ割り人形」全幕のメイン

デザインです。

第1幕雪の国での雪の女王とクララ

をイメージとした淡い繊細なデザイ

ンになりました。

「クラシックレジスターで明朗会計」

本年度公演「くるみ割り人形」全幕

詳細公開迫る!

その前にちょっとほっこり。

今回ご紹介するのは1950年代の古い

日本製の玩具です。

今より凄い!商品がベルトコンベアー

で運ばれてくるではありませんか!!

人参・チェリー缶・林檎・オレンジ缶

が流れてくると熊のスージーちゃんが

手際よくクラシックレジスターで明朗

会計します。

このお客さんは他にもポテトチップス

や石鹸、お砂糖もお買い上げのようで

すよ。

「三谷恭三先生との雪の女王」

恭三先生がお忙しくて初めてパート

ナーとして踊っていただいた日が、

直前の照明合わせの日でした。

私が18歳の時、名古屋で三谷先生の

「海賊」を観て、日本人にもこんな

に凄いダンサーがいるのかとびっく

りしました。

なぜならコーダのジャンプで体が宙に

斜めにジャンプする人を初めて見たか

らです。まるで日本のヌレエフと思い

ました。

その後19歳で私が牧阿佐美バレヱ団へ

入団後、海外研修のモナコから帰国さ

れたばかりの恭三先生がお稽古場に入

ってこられた時、歩いているだけでヨ

ーロッパ的華やかさがあり圧倒された

ことを鮮明に覚えております。

「三つのオレンジへの恋」

オレンジから生まれたオレンジ姫を

カヨ・マフネ先生の振付けで日本ジュ

ニアバレエ公演で初主演させていただ

きました記念碑的舞台です。

(1980年NHKホールにて開催)

パートナーにはイギリスから帰国した

ばかりのハンサム代表今村博明先生で

した。

舞踊評論家山野博大先生のお褒めのご

批評を胸に、これからもバレエの道を

歩もうと決意を新たにした23歳の私

でした。

テリー・ウエストモーランド先生にも

この舞台をお褒めいただいたと後々お

聞きしました。

この大きな舞台に抜擢してくださいま

した牧阿佐美先生へのご恩は生涯忘れ

ることはないでしょう。

深く深く感謝申し上げます。

「幼い日水色のマルチーズ」

私が4歳くらいの頃、名古屋栄町の

オリエンタル中村というデパートの

おもちゃ売り場で号泣して母を困ら

せたことがあります。

私が同じぬいぐるみを2つ欲しがった

ので、母は「どうして同じものが2つ

欲しいの?」と訳がわかりません。

今にして思うとマルチーズが2つ並ん

で座っていたのが可愛かったので、

引き離すことが可哀そうで号泣したの

ですが、その時は言えませんでした。

結局この子を1つ買ってもらいました。

今は色あせてしまいましたが、綺麗な

水色のマルチーズです。

赤いベレー帽もとてもお洒落です。

その頃からマルチーズが大好きでした。

若き日の母を困らせた思い出です。

「夢をすてないで」

私の父母は戦中派で夢を全て諦めてきた

ので自分の子には好きなことをさせてあ

げたいとバレエを習わせてくれました。

私が小学6年生の時に書いた作文です。

●私の夢●

私は大人になったら、バレエの先生に

なりたいと思います。

今私はバレエを習っています。人に熱狂

的と言われるほど好きです。

今年を入れると私は6年バレエを習って

いることになります。私はよくバレエの

先生になった時のことを空想してみるこ

とがあります。

私の習っている中村先生みたいに素敵な

先生になって優しくみんなに教えて立派

なプリマを作り出す空想を。

先生になるまでは、どんなに苦しいこと

でしょう。例えば血豆で脚が痛いとか、

長いレッスンでヘトヘトになったり、病

気になるかもしれません。いちどプリマ

の話を聞いたことがあります。

脚が少し曲がってプリマの脚など見られ

たものじゃ無いそうです。

こんなに苦しい道を歩くということは、

決っしてたやすいことではありません。

でも、もしこの夢が実現したらどんなに

楽しい毎日でしょう。

そしてこの世の終わりにも、何も言い残

すことはないでしょう。

この苦しい夢を実現させたい。これが私

の夢なのです。

「ナースになった気分」

バレエスクール応援隊、副隊長のマル

チーズのレオは、小型犬ゆえ少し衰え

をみせ、私はオロオロしてばかりいま

すが、私を励ます様に何度も復活して、

私を喜ばせてくれます。

レオちゃん!ありがとう