牧阿佐美バレヱ団時代の1987年に
ウイリアム・ダラー作/振付の
「コンスタンチア」で私は主役の男装
の麗人ジョルジュ・サンドを踊らせて
いただきましたが、中々牧阿佐美先生の
お考えになる踊りが出来ませんでした。
作品には、作曲家ショパン、コンスタン
チア、ジョルジュ・サンドが登場します。
「男装の麗人なんだからもっとボーイ
ッシュに踊りなさい!」との阿佐美先生
のご指導で、それから私はキリリと踊り、
すると先生が「それで良し!」という
お顔をされました。
本番前日に右脚を大怪我し、とても辛い
舞台となりましたが、今では阿佐美先生
との大切な思い出の舞台です。

